Withステートメントについて

各手続きについて

Withステートメントについて

Withに指定したオブジェクトに対してオブジェクト名を繰り返し記述することなく、オブジェクトのプロパティやメソッドを記述することができるステートメントです。

同じオブジェクトに対して様々な処理を行う場合にWithにオブジェクトを指定すればその後はオブジェクトを省略することができます。

Withステートメントの構文

Withステートメントは以下のように記述します。

objectにはオブジェクト名またはユーザー定義型名を指定します。
statementsには引数objectに対して、実行するステートメントを指定します。
statementsは省略することが可能です、複数のステートメントを記述することもできます。

With object
  [statements]
End With

Withステートメントの使用例

Withステートメントを使用しない記述

Sheets(“月別家計簿一覧”).Range(“F5”).Value = “2023年”
Sheets(“月別家計簿一覧”).Range(“G5”).Value = “6月”

Withステートメントを使用した記述

With Sheets(“月別家計簿一覧”)
 .Range(“F5”).Value = “2023年”
 .Range(“G5”).Value = “6月”
End With

上記の「Withステートメントを使用した記述」ように「With~End With」の間ではWithオブジェクトを省略し「.」から書き始めることができます。

 

 

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