罫線について
罫線とはセルの周りを囲む線のことで、表の線として使われることが多いです。
色や太さ、囲む位置をなど細かく指定することができます。
罫線を設定する構文
罫線の設定は以下のように記述します。
Range(範囲).Borders(引きたい箇所).Linestyle = 罫線の種類
Rangeには罫線を引きたいセルの範囲を指定します。
Bordersには罫線を引きたい箇所の定数を指定します。
Linestyleには罫線の種類を指定します。
Range(範囲).Borders.Linestyle = 罫線の種類
Bordersの()を省略した場合は、xlEdgeBottom、xlEdgeLeft、
xlEdgeRight、xlEdgeTop、xlInsideHorizontal、xlInsideVertical
これら全てに同一の設定をしたことになります。
引きたい箇所を指定する定数について

線の種類、色、太さのプロパティについて

罫線を設定する使用例
With Range(Cells(5, 1), Cells(5, 7)).Borders
.LineStyle = xlContinuous
End With
このコードを実行すると、以下の通り
「A5」(Cells(5, 1))セルから「G5」(Cells(5, 7))セルの範囲に
xlEdgeBottom、xlEdgeLeft、xlEdgeRight、xlEdgeTop、
xlInsideHorizontal、xlInsideVerticalの罫線が引かれます。
