If文について

If文について

If文は条件分岐のために使われます。条件分岐とは「もし◯◯なら処理１を実行し、そうでなければ処理2を実行する」といった処理のことです。

基本のIf文

基本的なIf文は以下のように「If～Then～Else～End If」を使用して記述します。

If 条件式 Then
      処理１
Else
      処理２
End If

条件式が満たされた場合に「処理１」が実行されます。条件に当てはまらなかった場合には「処理２」が実行されます。「End If」はIf文の終わりを表します。

論理演算子を使ったIf文

論理演算子を使ったIf文も基本のIf文と同じで以下のように「If～Then～Else～End If」を使用して記述します。異なるのは１行目の条件式が２つになっていることです。

If 条件式1 And  条件式2 Then
      処理１
Else
      処理２
End If

条件式１と条件式２がともに満たされた場合に「処理１」を実行し、どちらか一方でも条件に当てはまらない場合には「処理２」が実行されます。

比較演算子を使ったIf文

比較演算子を使ったIf文も基本のIf文と同じで以下のように「If～Then～Else～End If」を使用して記述します。

If 数値1 ＞＝ 数値２ Then
      処理１
Else
      処理２
End If

数値１が数値２以上のときに「処理１」を実行し、それ以外の場合には「処理２」が実行されます。

TrueとFalseについて

「True」と「False」について説明します。
「True」「False」は条件式が満たされているかどうかを表す値です。条件式が満たされている場合は「真」すなわち「True」、満たされていない場合は「偽」すなわち「False」となります。

論理演算子の種類

複数の条件式を組み合わせて、より複雑な条件式を作るときに利用されるのが論理演算子です。
基本的な論理演算子は以下になります。

比較演算子の種類

条件で数値を比較するときには比較演算子が使われます。
基本的な比較演算子は以下になります。

「＞＝」や「＜＝」で「＝」の位置が反対だと比較演算子と認識されず、エラーが出るので注意が必要です。